小児科 すこやかアレルギークリニック

アレルギー外来紹介

アレルギー外来の特色

アレルギー外来

 当院では「小児ぜんそく外来」と「乳幼児アトピー性皮膚炎外来」、「食物アレルギー外来」を設けています。
 特に食物アレルギー外来では、全国的にも医院ではほとんど行われていない「食物負荷試験」を行っております。15分毎に食品を少しずつ増やして負荷して、その都度診察するので大変です。しかし患者さんのためになることに労力は惜しみたくない、そういう気持ちで取り組んでいます。

  • 専門外来を設けた理由
     アレルギーは風邪や胃腸炎と違って、数日で治ってしまう病気ではありません。当院で力を入れている小児ぜんそくや乳幼児アトピー性皮膚炎、食物アレルギーは、病気を悪くならないように通院治療していき、症状を安定させていく、いわば症状をコントロールすることが大切と考えています。
     そのために完全予約制として、丁寧な問診や説明を心掛けます。またそうすることで感染予防にもつながると考えています。
  • アレルギー初診30分外来
     読んで字のごとく、アレルギーでお困りの初診の方に限り30分かけて行う外来のことです。
     先に述べましたようにアレルギーは何年かの経過をたどる病気です。まず問診を時間をかけて取ることで診断をはっきりさせ、症状を落ち着かせるための日常生活で気をつけることをお話しし、更には治療法や治るかどうかの説明をするのが大切です。しかし一般外来では他の患者さんをお待たせしてしまうので現実的ではありません。信頼関係を築き、以降長期間に渡り診療させて頂くためには、私の場合は30分は必要と思います。以前勤務していた病院でも30分外来は好評でしたので、是非続けたいと考えていました。日程はホームページでご案内致します。ご予約の上、受診して下さい。

アレルギー児への予防接種

 重症の卵アレルギーがあった場合、麻疹やインフルエンザのワクチン接種を希望して病院を受診しても断られることがあります。それはこれらの予防接種をすることで、ショックなど強いアレルギー症状を起こしてしまうことを心配しているのだと思います。しかし卵そのものがワクチンの中に入っている訳ではなく、かなりの確率で接種は可能です。なかなか接種が進まない方は相談して下さい。

アレルギー食診断書の発行

 食物アレルギーのため園・学校給食に食品除去や制限の必要なお子様のために『アレルギー食診断書』を発行しております。アレルギーの専門家の立場から、詳細な問診や検査のうえ、的確な指示書を発行いたします。是非ご相談下さい。

園・学校へのサポート

 新潟県内でもアレルギーを持つ子供たちが増えていますので、当院では園・学校へのサポートを行いたいと思っています。詳しくは『園・学校向けアレルギーサポート』をご覧ください。

院内勉強会

 これまで勤務していた病院でも「ぜんそく教室」、「アトピー性皮膚炎・食物アレルギー教室」といった勉強会を定期的に行っていました。当院でも継続し、最新の知識を持って、病気に対しどう対処したらいいかを理解していただきたいと思っています。小さな医院でも情報発信は大切だと考えています。詳しくは『勉強会のお知らせ』をご覧ください。