小児科 すこやかアレルギークリニック

病院からのお知らせ

病院からのお知らせ

11月の勉強会のお知らせ
2008/11/13
11月の勉強会のお知らせです。今月は11月29日に行いたいと思います。

いつも言っている通り、アレルギーは患者さんや医師の間でも誤解が多いので、こんな当院のような小さな医院でも情報発信が必要だと信じて、開院以来毎月行っています(10月の勉強会は「すこやか健康フェア」の時に行いました)。

土曜の午後はインフルエンザワクチンで忙しいのです。しかし、それでもやりたいと思います。通常より開始時間を遅くして、予防接種が終わった16時からを予定しています。

肝心のお題は、「食物アレルギーの各アレルゲンの特徴」でいきたいと思います。

アレルゲンには、こどものうちに治りやすいものと、治りにくいものがあります。また加熱によりアレルギー症状の起こしやすさが低下するものもあれば、そうでない食品もあります。こういった特徴を食生活に活かさない手はありません。さらにゼーゼーなどの呼吸器症状を起こしやすいもの、腹痛、嘔吐などの消化器症状の出やすいものもあります。検査が高くても、意外にも食べられやすいというアレルゲンもあります。今回はそういった話をさせて頂きたいと思っています。

ぜんそくは治療の普及をはかった「ガイドライン」により専門医でなくても、発作を抑える治療ができるようになってきました。ぜんそくもお話したいことが沢山あるのですが、食物アレルギーは患者さんが誰にも相談できず悩んでいる方が多いので、今回も食物アレルギーの話を選択致しました。

医師自身が、患者さんの咳や皮膚症状をアレルギーと考えていないケースも少なくありません。そういう方も含めるとアレルギーで困っている患者さんは本当に多いのです。新潟県内で、啓発活動としてこういう勉強会をやってくれる医院が増えることを願っています。

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