小児科 すこやかアレルギークリニック

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バレンタイン
2022/02/16
過去にバレンタインの悲劇といういうべきことが起こっていました。

最近は、子ども同士がチョコを手作りして、チョコレート交換をするようなこともあるようです。それはそれできっと楽しいのだろうと思います。

過去に経験したのは、卵アレルギーのある小学生が、友達からもらった手作りチョコを食べて、アナフィラキシー を起こし、救急搬送されるという事態に陥りました。

友人関係の悪化を恐れて、事後も卵が入っているかどうか相手側に聞けずじまい。こちらで卵の含有を確認し、原因を突き止めたということがありました。

最近はなかったのですが、今年のバレンタインでも悲劇が起きてしまいました。

友人からもらった手作りチョコを食べて、じんましんや咳が見られたそうです。救急搬送というところまではいきませんでしたが、即時型症状を起こしています。

その子はクルミアレルギーがあるのですが、親御さんが手作りチョコを粉々にしてみると、クルミの欠けらが入っていました。クルミを粉々に砕いて作ったそうです。

楽しいはずのイベントが一転。こんな事態になってしまうこともあります。楽しく終わらせるには、事前の確認が必要かもしれません。

最近はクルミアレルギーが急増しており、こんな事態が全国で起きたのではないかと危惧しています。

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